仮想配列

仮想配列とは


仮想配列とは、フォルダに登録されているデータアイテムを、インデックスと呼ばれる整数をつかって
読み書きする仕組みのことです。

フォルダ以下のデータアイテムには上から順番に、インデックスが0から割り当てられます。データのアクセスの
際に仮想配列を扱うイベントコマンドを用いることで、インデックスをつかってデータを参照することができます。


仮想配列の使い方

仮想配列をつかったデータアイテムの参照にはイベントコマンドを用います。以下の2つが仮想配列に対応した
イベントコマンドです。
仮想配列でデータアイテムを取得・・・仮想配列にてデータアイテムを取得し、別のデータアイテムに代入する
仮想配列データの要素数を取得・・・仮想配列として使うフォルダ内にあるデータアイテムの数を取得する

「仮想配列でデータアイテムを取得」イベントコマンドで設定できるインデックスの範囲は、データアイテムに
割り当てられるインデックスの最大値となります。
この範囲を超えるとエラーを出力してしまいます。
そこで、「仮想配列データの要素数を取得」イベントコマンドであらかじめ要素数を確認する必要がある場合があります。

使用例

同梱の「基本オブジェクトパッケージ」には、仮想配列を利用したオブジェクト「選択肢ツール」内のイベントで
使用されています。
(このオブジェクトの使い方はチュートリアルを参照してください。)

このイベントでは、オブジェクトデータベース内のフォルダ「選択肢の文字列」に設定された文字列をすべて表示させ、
上図に示す実行結果のようにします。
このイベントの、仮想配列を使用して処理を行っている部分のみ説明をします。

行番号 設定内容
5 仮想配列データの要素数を取得を用いてイベントデータベースのアイテム「要素数」に、
オブジェクトデータベース内のフォルダ「選択肢の文字列」に含まれるデータアイテムの数(要素数)を代入します。
7 イベントデータベースのアイテム「処理している要素」が「要素数」未満のときに処理をする繰り返し処理です。
8 仮想配列でデータアイテムを取得 を用いて、データアイテム「処理している要素」に登録されている整数値を
インデックスとし、フォルダ「選択肢の文字列」内のインデックスに対応したデータアイテムを、
イベントデータベースのアイテム「設定する文字列バッファ」に代入します。
9 取得したデータが格納された「設定する文字列バッファ」内のデータを使用して、オブジェクトの文字列を
設定します。
10 データアイテム「処理している要素」に1を足し、次の処理で使うインデックスを設定します。