ステージデザイナー・ヘルプファイル - チュートリアル |
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いままでチュートリアルで作成してきたマップでは、背景が真っ黒でしたね。 そこで、右のような背景をつくってみましょう。 右図の背景は、遠景が表現されています。マップのスクロール速度がプレイヤーの いるレイヤーとは異なるため、遠くのものを映しているかのように表現できます。 このような表現は、レイヤーを用いることで簡単につくることができます。 ★このチュートリアルにそって作成したゲームのサンプルプロジェクトを、 以下のリンクからダウンロードできます。 |
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先ほどの画像は、右図のように縦128px, 横256pxを編集単位とする マップチップ画像であるので、これに合わせて編集単位を設定し、 名称を「背景」とし、先ほどの画像を用いてマップチップを作成 してください。 ※名称に関しては本来は自由ですが、説明の都合上「背景」と することをお勧めします。 |
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つぎに、背景をつくるマップにレイヤー「背景レイヤー」を追加し、 右画像のように背景レイヤーをリストの最上部へ移動させてください。 レイヤーはリスト上部にあるものから描画されるので、この場合は 背景がはじめに描画されます。よって、背景レイヤーに描く背景が 一番後ろ側になるように描画されることになります。 |
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つぎに、作成した背景レイヤーを選択し編集ボタンを 押すと、右図のような画面が現れます。 まずは、編集単位を背景用に作成したマップチップの 大きさ(幅256px, 高さ128px)とし、レイヤーサイズを 幅1, 高さ1として決定ボタンを押してみます。 すると、「レイヤーの大きさが不足しています。」という エラーメッセージ(画像1)の後、最低必要な大きさが 表示されます。 エラーメッセージを閉じた後、レイヤーサイズをこの大きさに 設定します。 ※このへんの操作性については今後改善したいと考えています。 現状ではこんな感じで編集してください。 最後に、「無限ループマップ」にチェックを入れて、ウエイトを 2にします。 ウエイトとは、スクロールの度合いを表す数値で、1だと通常の スクロール速度、1より大きいと通常のスクロール速度より遅くなり、 1より小さいと速くなります。 この数値を調整して、遠景の度合いを調整してみるのもいいでしょう。 無限ループマップを有効にすると、レイヤー端まで描画しても自動で もう一方の端から描画を再開し、ループ描画します。 |
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